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綺麗なものは東京に、美しいものは田舎にある

ぼくの地元は四国の愛媛県です。

毎月半分以上は東京で仕事しています。

愛知と間違えられることがあるため『四国の』と前置きする自己紹介がすっかり板についてきました。

都会と田舎を行ったり来たりしていると色々と見えてきます。

東京は何でも揃っているし洗練されています。東京には「すごいなぁ」と感心させられるものがたくさんあります。しかし感動するものにはほとんど出会えません。

感動は田舎にある

『感心』とはすごいと感じるもの。『感動』とは言葉で表現できないほどに心に響くことではないかと僕は考えています。

田舎にはたくさんの感動があります。例えば透き通るような青い空や真っ赤に燃える夕焼けなどです。一瞬で姿かたちが変わってしまい、まったく同じものは二度と見られません。そのような完璧ではない不完全な儚さに人は感動を覚えるのではないでしょうか。

自然には人間の計らいごとや欲とはまったく関係のない、計算されていないがゆえの美しさがあります。

都会が疲れる理由



一方、都会ではものすごく綺麗なものがたくさんあります。しかしそれは人間の計らいごとで計算され尽くされているようにも感じます。都内にいると常に人工的な音が耳に入ってきますし、そこらじゅうが煌びやかに光り輝いていて、周りを見渡すと看板や広告だらけです。

自分が見たいかどうか、聞きたいかどうかの意思とは関係なくずっと情報を浴びています。常に何を聞かされていて、何かを見せられています。人間は見たり聞いたりするとどうしても頭で考えてしまいます。だから都会にずっといると誰かに無理やり考えさせられて、動かされているような気持ちになりものすごく疲れることがあります。

たまには田舎へ

都会の洗練された綺麗なものも嫌いではありませんし、田舎しか知らなかった若い頃にはやはり憧れていました。

でもこうやって都会と田舎を行き来していると田舎の魅力が見えてきますし、都会から地方へ移住する人の気持ちもわかるような気がします。

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美しいものを感じたくなったらどうぞ愛媛へお越しください。

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