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今の若者は答えを知りすぎている

今の時代、手元のスマホで調べると何でも、すぐに答えがわかります。


僕が48歳ですが20歳の頃はもちろんスマホもなかったので今と比較すると情報量が圧倒的に少なかった時代です。何かの答えを知りたくてもどこでどのように調べたらいいのかすら分からない。


しかし今の若者たちはなんでも答えを知っています。信憑性や精度はともかくインターネット上に答えがたくさん落ちているのでそれらをキャッチすることに長けています。だからすごく物知りなんですね。


しかし人って見てしまったり知ってしまうとついつい考えてしまいます。そしてそれに囚われてしまうというデメリットがあります。

知っているが故の弱さ

例えば100人に1人くらいしか成功しないチャレンジが目の前にあったとして、成功確率は1%です。1%と知っていたら、しかもそこに大きなリスクがあるとすればほとんどの人はそのチャレンジを避けるはずです。

でも成功確率なんて知らなければ「やってみないと分からない」といって飛び込んでみたりもします。その後うまくいってからまさか成功確率が1%だったなんて、と冷や汗をかくことが僕自身何度もありました。

すなわち、知らないからこその強さがあるということです。

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大学での講義

知らないからこその強さ

チャレンジすることは基本的に恐いことなので、つい事前に色々と調べてしまいます。そして知りすぎたが故に一歩を踏み出せなくなったりもします。

地元愛媛のいくつかの大学で毎年講義をさせてもらっていますが、以上のようなお話をいつもさせてもらいます。

特に若者には、答えを知りすぎずに一歩前に踏み出すことを大切にしてもらいたいと考えています。

例えうまくいかなかったとしてもその経験や努力は必ず自分の力となり将来の宝になります。最初から無理と思い込んでチャレンジしないことのほうが長い人生においてはリスクであり、成長の機会損失となります。


知らずに飛び込むことが人生には圧倒的にプラスとなります。

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