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本当に大切なことは矛盾している

人生で大切なことはたった二つだと考えています。

・自分の軸からブレないこと
・常に自分を捨てて相手目線になること

この二つさえちゃんとできていれば人生で起こるほとんどのことがスムーズになるはずです。

しかしこの時点で矛盾が生まれています。

自分をもつことと自分を捨てること。

どっちが大事なんですか、と聞かれても困ったことにどっちも大事なんですとしか答えられません。じゃあどっちに重点を置けばいいですかと聞かれてもどっちも同じくらい大事としか答えようがありません。


自分の軸をしっかり持ちながら相手目線で対応すること。

それがどちらかに偏(かたよ)ると自分都合になったりあるいは自己犠牲になったりします。ですから大切なのは自分軸でありながら相手目線になること。

中庸をみる


そのちょうどいい点が中庸(ちゅうよう)と言われるものです。中庸とはバランスの取れたちょうどいい着地点です。

この中庸がとても難しいんですよね。現時点ではそこが中庸だったとしても明日になるとそのバランスが崩れたりしますし、今はそれが中庸だったとしてもメンバーが増えるとそれが中庸ではなくなったりします。

すごく難しいのですがそこを考え続け、悩み続けることが大切なんだと思います。

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研修講師やコンサルティングの際にも常に中庸を大切にしています。
今この瞬間一番ちょうどいい伝え方は何か。

これは会社経営でもまったく同じことだと思っておりまして、会社の軸からは絶対にブレてはいけませんが常に社員さん目線、お客様目線、社会目線で柔軟でいるべきだと考えています。


あいまいにゆらいでいる部分や矛盾していることが本質であり、そういったことが大切だということでしょうか。

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